イッツ・コーポレーション株式会社

イッツ・コーポレーション株式会社はサーティワンアイスクリームのFC事業を展開しており、大阪、和歌山、兵庫、京都の関西エリアで運営をしています(2025年現在)。
サーティワンアイスクリームのフランチャイズ全国約210の加盟店の中でも店舗数・売上ともに最大規模を誇る企業となっています。
カンテラ採用は2023年9月から導入しています。サポートさせていただいている中で、どのような活動を行い、仲間が増えていったのか、そこにはどのような想いがあったのかを取締役社長の小池洋平様にお話を伺いました。
目次
■なぜ“カンテラ”という手法に注目されたのですか?-導入の決めて-
■カンテラ採用を導入して得られた成果
■カンテラ採用導入後の影響
■カンテラ採用を導入し、苦労して乗り越えたことは?
■カンテラ採用とは

カンテラ採用で夢が叶った
「全員人事部」の覚悟で組織が変わる。
カンテラ採用が“仕組み化”され、成長の連鎖が起きた理由がここにあります。

なぜ“カンテラ”という手法に
注目されたのですか?
-導入の決めて-
人手不足への課題意識、そして“仕組み化”への転換
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当時の課題として、「新卒一括採用を続けてきましたが、定着率がどうしても伸びなかった現状がありました。また、以前から、店舗では自然と“カンテラ採用”に近い取り組みが行われていたものの、それは属人的で、再現性のないものでした。
そんな中、株式会社大地の神田さんによるセミナーを通じて、カンテラにおける採用の“仕組み化”に触れ、「自社でもこういった採用ができたら」と感じたことが導入のきっかけでした。
すでに神田さんとの関係性もあったため、導入のハードルは高くありませんでした。
カンテラ採用を導入して得られた成果
カンテラ採用を本格的に導入したのは、2023年9月からです。
それからわずか1年7か月で、40名もの採用を実現しました。
そのうち13名は、直近1年間でのカンテラ採用による成果です。
この急成長の背景には、まずは私自身の強いコミットメントがありました。
「最初は私が率先して採用に関わっていましたが、なかなか社員には浸透しませんでした。
そこで、“全員人事部”というマインドを会社に打ち出し、幹部から巻き込んでいったんです。」
社員が本気で取り組み始めたことで、目に見える成果が現れました。
そして、結果が出始めてからは、会社全体が前向きに変化していきました。


カンテラ採用導入後の影響
採用だけで終わらない、
“育成”としてのカンテラ採用
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カンテラ採用の真の価値は、単なる採用活動ではないと思っています。
「カンテラ採用は、“採用”というより“育成”だと思っているんです。」
人が集まるようになったことで、会社には新たな余白が生まれました。
育成にリソースを割けるようになり、教育制度「イッツカレッジ」もスタートしました。
採用が起き始めると、社内の雰囲気も明るくなり、「次は誰の成長機会にするか」という前向きな空気が流れるようになっていきました。
その結果、FC本部からも高く評価され、優秀オーナーにも選出していただいきました。
出店の勢いが増し、組織としての自信にもつながっていったのはカンテラを導入した良い影響だと感じています。
カンテラ採用を導入し、苦労して乗り越えたことは?
もちろん、最初から順風満帆だったわけではないです。
「やると決めたものの、本当に成果が出るのか不安でした。
やることの負荷も大きいですし。でも、大事なのは“信じて愚直にやりぬくこと”だったと思います。」
トップである私がやりきる覚悟を示すことで、社員も本気になっていきました。
結果として、会社の中で“本当に大切にしたい価値観”が共有され結果に繋がっていったと感じています。


カンテラ採用とは
「カンテラ採用を導入して自分の夢が叶った」
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「カンテラ採用を導入して、自分の夢が叶った──そう感じています。」
採用だけでなく、カンテラ導入がもたらした最大の変化は「教育」への本格的な着手でした。
ずっとやりたかった“教育”にようやく人を避けるようになり、昔のメンバーには響かなかったかもしれないけど、今は“伝えれば応えてくれる人財”が増えていると思います。
人が育つ環境が整い始め、社員もアルバイトも共に成長しはじめています。その成長した姿を見届けながら、喜びを実感しています。
今後は、アルバイトスタッフを含めた全従業員の育成により一層注力し、さらなる組織の成長を目指していきます。

社名:イッツ・コーポレーション株式会社
住所:大阪府大阪市中央区道修町2-5-16
設立:1991年6月17日
取締役社長:小池洋平
事業内容:各種フランチャイズチェーンへの加盟による店舗の経営
業態:サーティワンアイスクリーム
企業HP:https://www.its-corp.net/