導入企業事例

株式会社 FoomanLAB

株式会社 FoomanLAB(フーマンラボ)は、福岡県に本社を構える外食企業です。「丸秀鮮魚店」や「博多丸秀」などを展開しており、福岡・大阪を中心に複数の酒場ブランドを運営しています(2025年現在)。
特に特徴的なのは、“仲卸直営飲食店”というスタイル。

自社の仲買人が毎朝市場で競り落とした新鮮な魚介類を仕入れ、鮮度にこだわった料理を提供しています。

カンテラ採用の導入は2024年2月~2025年1月の1年間です。サポートさせていただいた中で、どのような成果につながっているかを代表取締役CEO 田中秀一様にお話を伺いました。

目次
■なぜ“カンテラ”という手法に注目されたのですか?-導入の決めて-
■カンテラ採用を導入して得られた成果
■カンテラ採用導入後の影響
■カンテラ採用を導入して1番良かった点
■カンテラ採用とは
株式会社 FoomanLAB 代表取締役CEO 田中秀一 氏

「集める採用」から「集まる会社」へ

以前は人材を集める会社でしたが、今では自然と人が集まる採用ができるようになった。
それが、カンテラ採用の魅力だ。
カンテラ採用は、組織の哲学と成果を変え、「採用手法」の枠を超えた“組織づくりの本質”を体現している。

なぜ“カンテラ”という手法に
注目されたのですか?
-導入の決めて-

人手不足への課題意識、
そして“仕組み化”への転換

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「きっかけとなったのは、神田さんが株式会社大地で行っていた実例を知り共感したことでした。

もともと、社内でもアルバイトから社員になる文化を「いいことだ」と感じていたため、それを仕組みとして取り入れることで、育てる機会や学びの場をつくれると考え、導入を決めました。

カンテラ採用を導入して得られた成果

1年目から目標にしていた、総アルバイト150名に対して5%の8名の採用ができた要因は“全員がここで働きたいと思える会社”にしたいというトップの意志が、文化として根付き始めたからです。

そもそも、社内でアルバイトさんから社員にする考えが社内にはなかった。それを社内で浸透し始めたこともきっかけになっています。

単に数値目標を追うのではなく、「全員が入社したくなる店づくり」を掲げて、現場に浸透していきました。

結果、幹部や現場のマネージャーにもその想いが伝わり、実際の行動として「全員人事部」的な動きが加速していったと感じています。

カンテラ採用導入後の影響

採用から育成へ──店舗文化の変化

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カンテラ採用は、単なる“採用手法”では終わらなかったです。

むしろ、社員・アルバイト双方の意識を変える“育成文化”を創ったと感じています。

「店舗MTGがパートナーが中心で自走できるようになった」「中間層の社員の成長が進んだ」

など、現場では“自ら動くスタッフ”が明らかに増えていったと思います。

この変化は、社風にも波及していきました。採用活動に対する諦めムードはなくなり、採用ができている自信に繋がりました。

採用は「経営の生命線」と捉える文化が培われたと感じています。

カンテラ採用を導入して1番よかった点

「採用の不安がなくなった」
──代表の言葉の裏にある本質

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「一番良かったのは、“採用に対する不安がなくなったこと”かもしれません。」

カンテラ採用を通じて「どうやれば人が育ち、集まるか」の道筋が見えたことが、最大の収穫でした。

「今では、中途採用や他の手法にも自信を持って取り組めている。採用で悩む時間が大きく減っていきました。

また離職も激減し、定着率も向上しています。

カンテラ採用とは

「集める採用」から「集まる会社」へ

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「カンテラ採用は“労働力を買う”という考え方ではうまくいかないと考えています。

会社がどんな組織を目指すか、今の会社を良くしたいというその理念や想いがあってこそ成立すると感じています。

「集める採用ではなく、集まる会社をつくる」ことがとても重要で、「自分たちの会社って、やっぱり素敵だよね」社員もアルバイトも、そう思える会社こそが、結果として人が集まると確信を得ています。

今年の目標数は、昨年の3倍に設定しているので、引き続き自分たち仲間を集めていきます。

社名:株式会社 FoomanLAB
住所:福岡県筑紫野市二日市中央6-3-7 坂田ビル3階
設立:2012年7月
代表取締役:代表取締役CEO  田中秀一
事業内容:飲食店経営・水産物販売卸業・飲食店経営のコンサル事業
業態:丸秀鮮魚店、博多丸秀、二日市 つね沢、今泉 いっこん、大名 NUMBER SHOT(2025年現在)
企業HP:https://www.foomanlab.com/aboutus/